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2015年08月31日

境界性人格障害とは?その概要

人格障害とは、様々な精神的に苦しい症状や異常な行動パターンの原因となり得る条件の事を言います。例えば、過度の苦痛、不安、緊張、怒り、自己価値の無さ、薬物乱用などの自虐行為、良い人間関係を維持できない、現実逃避、他人への暴力などがあります。


人格障害は通常、思春期に発生し、それがその後も続いていくケースが多いです。遺伝的であったり、子供の頃の苦痛体験、虐待だったりするのが多いと言われています。

その中の一つに境界性人格障害(borderline personality disorder, BPD)があります。こう名づけられたのは、BPDの人は神経症(neurosis)と精神病(psychosis)の境界線上にいるからだと考えられていたからです。

神経症とは精神的に苦痛を感じているが、まだ、自分の知覚と現実の違いを認識している事。精神病とは自分の知覚と現実の違いが認識できなく、場合によっては幻想を経験している事を言います。

しかし、このBPDの定義は今では間違っている事がわかっています。BPDは気分に関する障害で、他人との関わりに影響するものだとされています。

BPDの原因は未だ不明確ですが、多くの症状と同じように、遺伝的な要因と環境的な要因が影響していると考えられています。子供の頃のトラウマ的体験はBPDに影響します。BPD患者の8割が子供の頃に虐待を経験しています。BPD患者はよく自虐行為や自殺といった行動を選びます。およそ7割のBPD患者が自殺を試みると言われています。

BPDの治療として、1年以上かけたグループでの心理療法が有効だと言われています。そうした治療をする事で、BDP患者の半数が症状をなくし、社会的に機能できるようになります。



参照
http://www.nhs.uk/Conditions/Borderline-personality-disorder/Pages/Diagnosis.aspx



posted by ヤス at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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