【心の理屈メルマガ】登録はこちらから!

2015年11月30日

マインドフルネスの神経科学ーその1

1億人以上のアメリカ人が慢性的な痛みに悩まされています。その経済的な費用は、医療費と欠勤を合わせると、年間で5600億から6300億ドル(56から63兆円)だと言われています。

2014年にアメリカの健康機構( National Institute of Health)がレポートを発表し、その中でオピオイドを提唱しましたが、研究者たちは薬物を使わない痛みへの対処法を探しています。


1991年に、アメリカ全体で、痛みに対抗するオピオイドは7600万回、処方されました。これが2011年には3倍の2億1900万回となりました。しかし、同レポートで慢性的な痛みを患う4〜7割の人が適切な処置を受けていないと記されています。薬物処方の場合、その量が適量であるかといった疑問が常に伴います。

驚くべきことに世界中のオピオイド処方のうち、8割がアメリカで出されています。では他国では痛みにどう対処しているのか?マインドフルネスや瞑想がその役割を果たしているようです。


近年の研究でマインドフルネス瞑想を実践することで、脳内に変化を起こし、痛みを感じる能力を下げるといったことが報告されています。ある研究では、痛みに対してマインドフルネス瞑想はプラシーボよりも有効であり、マインドフルネス瞑想によって自己コントロールに関する脳の部分と視床の活動を抑えることがわかりました。

研究者たちは、マインドフルネス瞑想が眼窩前頭皮質(orbitofrontal cortex)と前帯状皮質(anterior cingulate cortex)を活性化させることで痛みを減らすことを知りました。これら2つの部分は、自己コントロールを司ります(眼窩前頭皮質が大きい人は、不安を感じにくく、より楽観的であるそうです)。またマインドフルネス瞑想は視床の活動を抑えます。視床はどの五感情報が脳の中心に進んでいけるかの判断を下す入り口の役目をします。マインドフルネスはプラシーボとは全く異なった方法で痛みを減らすようです。





参照
https://www.psychologytoday.com/blog/the-athletes-way/201511/the-neuroscience-mindfulness-meditation-and-pain-relief


posted by ヤス at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック