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2015年12月03日

マインドフルネスの神経科学ーその2

慢性的な痛みは脳の構造に影響を与え、その結果、うつ、不安、そして、認知機能の低下をもたらします。脳内スキャンを見ると、慢性的な痛みは脳内の灰色物質の量、そして、白色物質のつながりに影響を与えます。灰色物質は脳内の神経物質の家となり、白色物質は脳内コミュニケーションを促進します。


2015年のキャサリン・ブシュネルの研究では、薬を使わない心と体のつながりを意識する瞑想によって、慢性的な痛みは予防でき、抑えることができると報告されています。慢性的な痛みにとって最も重要である、大脳皮質の内的構造にある灰色物質に変化をもたらすんだそうです。

そして、ヨガが灰色物質を大きくし、白色物質とのつながりを強化し、これが痛みの感覚を減らすことを見つけました。ヨガをしている人は、そうじゃない人と比べて灰色物質が大きかった。その他の研究でも、例えば、定期的な運動をしている人も大きな灰色物質を持つそうです。

他の実験で慢性的なストレスやコルチゾールの増加が灰色物質を縮めたり、白色物質とのつながりを弱めたりすることがわかっています。

また興味深いことに、マインドフルネス、痛みの軽減、そして、 前帯状皮質の活動は相関関係にあります。感謝をすることが、 前帯状皮質の活動の活性化に影響します。


2014年のイタリアでの実験では、「社会的な痛み」が肉体的な痛みと同じ脳の部分を活性化させると報告されています。また、他人が社会的な痛みを感じるのを目撃すると、脳の共感部分が刺激されるそうです。

アメリカでは車の事故以上に、痛み止めの薬を飲み間違えて死ぬ人の数の方が多く、その数は1日44人に上るそうです。薬物による死者数は2013年から3倍に増え、今では8260人を数えます。

マインドフルネス瞑想のような薬を使わない療法の発達が今後もますます望まれます。



参照
https://www.psychologytoday.com/blog/the-athletes-way/201511/the-neuroscience-mindfulness-meditation-and-pain-relief
posted by ヤス at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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