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2016年01月18日

マインドフルネス瞑想で脳に変化を起こす

かつて、私たちの脳は一定の年齢を過ぎると固まってしまうと言われていました。しかし、近年の研究ではそれは正しくないと説かれています。脳はずっと変化するようにできているそうです。


世界的に有名な脳の研究者、ウィスコンシン大学マディソン校のリッチー・デイヴィッドソンとその同僚たちは、次の3つの事を発表しました。1.脳は鍛えれば変化できる、2.変化は計測可能、3.新たな思考は良い変化をもたらす。

マインドフル瞑想がこうした脳の変化をもたらすのですが、マインドフルネス瞑想は何か物事を習得するように、継続することが大事です。マインドフルネス瞑想を継続的に実践することで、脳の柔軟性が高まり、よりポジティブな変化を作ることができるとデイヴィッドソンは述べています。

脳をよりポジティブに変化させる。つまり、暖かさであるとか、幸せさといったことはスキルとして強めていけるという事です。デイヴィッドソンの研究チームは、1日30分の瞑想でも、脳の中に計測できる変化を作ると述べています。

研究では脳はマインドフルネス瞑想をする事で4つの変化の可能性があると述べています。


灰色物質/皮質厚の増加

前帯状皮質(Anterior cingulate cortex, ACC):脳の前頭葉の後ろにある前帯状皮質の中の灰色物質が増えると、自己制御能力が高まります。つまり、認知的な柔軟性が高まります

前頭前野皮質(Prefrontal cortex): 前頭前野の灰色物質の密度の増加も報告されており、これは計画、問題解決、感情制御などの実行機能の増加を意味します。

海馬(Hippocampus):海馬の皮質厚が厚くなります。海馬は大脳辺縁系の一部であり、学習と記憶に携わり、ストレスに敏感な部分です。

扁桃体(Amygdala)の減少

マインドフルネス瞑想を実践すると逃走・闘争反応に携わり、恐怖や不安といった感情を扱う、扁桃体が小さくなると報告されています。

それだけではなく扁桃体と前頭前夜皮質との関係性が弱まります。これにより衝動性が減り、より高次元の脳の機能(集中力など)が強化されます。

注意散漫状態の軽減

マインドフルネス瞑想の実践は、注意散漫な状態の軽減にも役立ちます。注意散漫な時、人の心は一つの思考から別の思考へと動き、ネガティブなことを反芻させたりします。


マインドフルネス瞑想の効果は毎日実践することで体験できます。現実を認識し、そこから一歩下がり、気づきや受容する力をつけ、衝動的になるのを抑えることができます。それは例えばピアノを習得するのと似ているかもしれません。毎日継続的にすることが、上達につながり、効果につながります。




参照
http://www.mindful.org/how-the-brain-changes-when-you-meditate/
posted by ヤス at 06:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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