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2016年05月28日

薬物関連障害。人生に支障を来してでも欲しくなる

麻薬やアルコールといったもの(薬物)は、行動、感情、思考に様々な変化をもたらします。短期的なもので言えば、判断力の低下、気分の不安定、イライラ、はっきりしない口調、肉体動作が不安定になったりします。また、LSDなどの薬物は「幻覚症(hallucinosis)」といって知覚の歪みや幻覚を伴う症状をもたらします。


DSM5では、薬物を過剰使用した際に現れる症状や、健康面での害などについて説明しています。

また、薬物は長期的な障害ももたらします。DSM4では乱用と依存が分けて説明されていました。乱用とは薬物を慢性的に、過剰に使い、人間関係や職業機能を破壊し、自分や他人に危険をもたらすこと。依存とは、乱用が進んだものであり、薬物の乱用が生活の中心となっている状態をいいます。耐性(量を増やさないと効果が感じられない)や退薬(その薬が無ければ異常な苦痛を感じる)といったことを含みます。

DSM5ではそれぞれの薬物に対して、障害名が書かれています。DSM5ではギャンブル障害が薬物関連障害に入れられています。


薬物関連障害の基準;
薬物を決められた期間より長く、また量より多く摂っている
量を減らしたいと常に思っているがなかなかできない
長い時間、薬物を入手し、使用し、そこから回復するということを繰り返している
薬物がすごく欲しくてたまらない
しないといけないことができなくなるほどに何度も使用してしまう
社会的、人間関係的に問題が生じているがやめられない
重要な社会的、職業的、また、楽しみの活動が薬物使用のために減っている
危険な状態を招いてでも使ってしまう
慣れてしまって量を増やさないといけなくなっている
使わないと非常に苦しい

アメリカで、19417人に1980〜1984年の間に調査をしたところ、以下が最も多い薬物トップ3でした。
1.ニコチン 36.0%
2.アルコール 13.8%
3.マリワナ 4.4%



また別の調査(Warner et al., 1995)では15〜54歳の7.5%は何らかの薬物依存を1度は経験すると述べられています。

posted by ヤス at 06:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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