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2016年06月14日

境界性人格障害(BPD)は感情不安定人格障害とも呼ばれる

境界性人格障害(borderline personality disorder, BPD)とは一種の人格障害です。人格障害とは、その人の態度、信念、行動がその人の心の問題に影響し、それが人生に渡って長期的に影響するような症状のことです。


境界性人格障害を持つ人は、ある瞬間は非常にハッピーだけれど、次の瞬間、急に理由なしに泣き出したりするようなことを経験します。気分のムラが激しいと言われたりします。


BPDが診断されるのは以下のうち5つ以上が当てはまり、それらが長期間続き、生活に大きなインパクトをもたらすときです。

人が自分を見捨てると思い、それを阻止するためには何でもしようと感じる。
強烈な感情を数時間から数日間感じ、それが瞬時に変わる。
自分が誰かという強い感覚がなく、それが誰といるかによって変わる。
安定した人間関係を作ったり、維持するのが難しいと感じる。
衝動的な行動や、自分を傷つけるような行動(過食、薬物乱用、危険な運転)を取る。
自殺や自分を傷つけるようなことを考える。
空虚感や孤独感をよく感じる。
怒りを感じた時に、その怒りを制御するのが難しい。
ストレスを感じた時に、時々:偏執症のように(誇大妄想)なったり、幻覚や幻聴を体験したり、記憶がなくなる。


上記で5つ当てはまればBPDとなるので、BPD患者には様々な種類の患者が含まれます。

この「境界性」という名前ですが、過去においてBPDの人は神経症(neurosis)と精神病(psychosis)の境界線上にいるからだと考えられていたからです。

神経症とは精神的に苦痛を感じているが、まだ、自分の知覚と現実の違いを認識している事。精神病とは自分の知覚と現実の違いが認識できなく、場合によっては幻想を経験している事を言います。

しかしこれは現在では間違いだとされています。ある専門家たちはBPDの代わりにEUPD(Emotionally Unstable Personality Disorder, 感情不安人格障害)と呼んでいます。

もし誰かがBPDだと診断されたら、過去にその人がその人であることが間違っていると言われた経験があると言えます。しかしBPD患者が悪い人間だというものでも、悪い人格を持った人だというのでもありません。

私たち人間は皆、ポジティブな性質とネガティブな性質を持ち、特定の場面では有効であり、また別の場面では問題となる感情を感じたり、行動を取ります。BPD患者はこういった感情や行動が、日常生活の妨げとなっているのです。通常、BPD患者の治療は、どういった思考や行動が有効で、そうじゃないのかを考えていきます


参照
http://www.mind.org.uk/information-support/types-of-mental-health-problems/borderline-personality-disorder-bpd/#.V1-2SOYrIY2
posted by ヤス at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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