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2016年10月18日

時差ボケ対処は睡眠でなく食事時間に影響される

時差ボケは特に飛行に携わる仕事の人には困った問題です。睡眠のパターンを変えることで多少対処はできますが、体内時計をリセットすることはできないようです。イギリス、サリー大学の研究者が睡眠ではなく、食事のパターンを変える方が良い影響があると発表しました。


時差ボケとは、飛行によって異なる場所に行った際に、明暗の変化に調整する結果起こる症状です。人間の体内時計はいつ目を覚ましていつ寝るのかを指示します。新たな場所に行くことでこのリズムが壊れるため、時差ボケが起きます。時差ボケの症状は睡眠リズムの崩壊だけではなく、倦怠感、集中難、平衡バランスの欠如、イライラしやすくなる、食欲の減少などがあります。

時差ボケによりよく対処するために薬によるケアや、光を使ったセラピーで擬似的に太陽を浴びていると体に感じさせようとする方法などがあります。光を使ったセラピーと運動で、効果があると報告されています。カフェインも日中の眠気を抑えることで知られています。


寝室を静かに暗くしたり、寝る4時間前にはカフェインを摂らないといったことも有効ですが、体内時計の調整には効果はありません。

体内時計を自分が生活する地の時間に調整をすることは飛行に携わる人たちの健康に必須です。そこで食事が近年、注目を集めています。もちろん、移動先の時間に合わせることで、現地の観光をより楽しむ事ができますが、健康のことを考えると生活地の時間に合わせることの方が大事だと言えます。


研究者は過去に断食を試したり、飛行前にプロテインや炭水化物を摂取しての効果を試しました。また、三食の時間を遅らせる事が体内時計にどうした影響があるかも調べました。こうした実験が、食事の時間が、代謝反応に影響し、健康に影響するのではというヒントになりました。

食事のリズムを崩すことは、体内時計を狂わせ、時差ボケを悪化させると報告されています。研究では、的確な時間に食事を摂ることが体内時計の乱れを減少させることがわかりました。


今回のサリー大学の実験では、規則正しい時間に食事を摂ることが、飛行スタッフの休日において、時差ボケの症状を減少させることができるかを見てみました。実験での仮説は、飛行する前日に規則正しく食事を撮り、帰国して2日間の休日のうちに時差ボケの症状が減少し、頭の冴え度合いが向上するだろうというものです。

この実験の中心者、ルシットさんは大学の学部生から大学院生になる間、ずっと客室乗務員として働きながら、パートタイムで学位を取得してきました。彼女と彼女の同僚らが60人の実験参加者を募りました。半分が飛行前日に規則正しい時間に食事を摂るグループ。残りの半分が時間を不規則に食べるグループ。


参加者の多くが女性、平均年齢41歳、長時間飛行の業務を平均で15年間、パートタイムでしている飛行スタッフでした。多くの人が長期飛行の後には3日間の休暇がありました。

結果を見ると、全参加者が時差ボケの症状を感じたのですが、規則正しい時間に食事を摂ったグループは時差ボケの症状が、休日2日間、低かったのです。そしてこのグループの人の方が頭の冴え具合も高かったのです。

つまり、規則正しく食事を摂ることが体内時計の安定につながると言えます。僕も今度長期飛行をするときは、食事の時間に注意を向けてみようと思います。


参照
http://www.medicalnewstoday.com/articles/313358.php
posted by ヤス at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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