【心の理屈メルマガ】登録はこちらから!

2018年06月09日

スマホ中毒の要因は、人とのつながりを求めることか

人々はなぜあれほどまでにスマホを触りたがるのか。そこには共通して、ほかの人と繋がりたいという欲求があるようです。つまり、スマホ中毒というのは、人嫌いなのではなく、人好きだから起こるかもしれないと、マギル大学のヴィシアー教授らが報告しています。



毎分のようにテキストメッセージを送ったり、ソーシャルメディアで周りの人が何をしているかをチェックしなくては気が済まない人、たまに見かけると思います。これまでこのような行動は、反社会的であると言われ、IT技術者や企業に解決を求められてきました。

しかし今回、認知人類学者のヴェシアー教授らが、認知と文化の発展を研究したところ、他人を見たいという欲求、それと同時に他人から見られたいという欲求は、昔からあり、人類の発展に寄与してきたことと関係があると説明しました。

人間は社会的な動物で、文化的に適した行動を保つために常に他人を見ることで発展してきました。これを通して、意味や目的、アイデンティティーを築き上げます。

今回、ヴェシアー教授は同大学のステンデル教授と共に、スマホの弊害について述べている記事を、人類発展の観点から分析しました。そして、スマホ中毒者に共通するものは、他人と繋がりたいという欲求でした。

スマホが健康的な通常の社会性欲求を満たす一方で、そのスピードと規模が脳に過剰な報酬を送ってしまい、不健康な中毒へと変わる可能性があるのも事実だと述べています。

食べるものに困らなくなった現代でさえ、脂肪と糖分を強く求める傾向が肥満や心臓病を引き起こしています。社会的な欲求も、スマホの使用によって、過度の社会性をもたらすことはあり得ます。

プッシュ通知を停止したり、スマホを見る回数を制限するなどをすると、スマホ中毒は低減するかもしれません。また職場において、夜や週末にメールを禁止することも大事だと書かれています。

企業や技術発展を制限するよりも、正しく使うための議論を進めるべきであり、そこには親や学校の先生も大事や役割を担う、と結論づけています。



参照
https://m.medicalxpress.com/news/2018-03-addicted-smartphones-social-interaction.html
posted by ヤス at 05:44| Comment(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。