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2018年08月18日

外国語を話す時、人はより正直になる

新たな研究で、人は外国語を話す時、母国語を話す時よりも正直に振る舞うと報告されました。

この実験では、英語、スペイン語、ヘブライ語、そして、オランダ語を話す人が集められ、サイコロを振って目の数によってお金がもらえるゲームをしました。結果、第二言語を使う人は母国語を使う人よりも、嘘をつく確率が低かったのです。

人が誰にもバレない状況で、嘘をつくことによってより多く便益をもらえるならば、本能的には人は嘘をつくでしょう。例えば、子供の年齢を低く言って、ディスカウントを得たり、お釣りを多くもらっても黙っていたり。


次の実験ではスペイン、アメリカ、イスラエル、そして、オランダにおいて、母国語と外国語を使って、同じゲームをしました。サイコロを振って出た目の数に応じてお金をもらう。全てセルフレポートなので他人から嘘を見破られることはありません。彼らはサイコロの目を指定された言語、または、母国語で報告します。結果をみると、母国語でゲームをした時、数を多く報告する嘘の報告が多くされていました。第二言語を使うとき、嘘を報告しようという誘惑がそれほど作用しなかったようだと研究者は述べています。

研究者の見解では、第二言語を使うことで、直感的な判断が下がり、嘘を報告しようという機能が下がったのでは、とのこと。誘惑の度合いが下がり、より衝動的な行動に出ようという機能が下がる。また、これまでの実験で、外国語のアクセントがある人は、ネイティブと比べて信用されないという結果がありましたが、今回の結果はそれとは逆のものとなりました。

今回の結果は例えば国際的な企業においても大事な結果だと言えます。直感的には外国語のアクセントがある人は信用しにくいというものがありますが、そうでもなさそうです。

海外で生活をすると、言語がネイティブと異なるので、それによってバカのように扱われたり(言語と知能は別物なのに)、見下されることが多々ありますが、今回のような実験は、そうした動きに対抗できるものだと言えます。


参照
https://medicalxpress.com/news/2018-08-people-honest-foreign-tongue.html
posted by ヤス at 18:05| Comment(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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