2019年01月14日

自然連結性(Nature connectedness)とは

自然連結性(Nature connectedness)とは、個人が自分のアイデンティティーに、自然をどれだけ含ませるか、その度合いのことを言います。自然連結性とは、自然や自然が作ったもの(それが必ずしも良いものでなくても)への理解でもあります。自然連結性の特徴は、性格の特徴とも似ています。自然連結性は長期間に渡り、また多岐にわたる状況において一貫しています。シュルツは自然連結性には3要素があると言います。

認知的要素:自然連結性のコアであり、個人がどれだけ自然と統合されていると感じるか。
感情的要素:自然に対するいたわりの感情。
行動的要素:自然環境を保護しようというコミットメント。


この3要素が自然連結性を作り出し、自然と健康的な関係を作るのに必要なものです。自然と繋がっていると感じる人は、自然へのいたわりの気持ちが強く、自然を保護しようとします。近年の研究では、自然に触れることは、健康と幸福に様々な便益をもたらすと報告されています。

参照
https://en.wikipedia.org/wiki/Nature_connectedness
posted by ヤス at 01:07| Comment(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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