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2020年04月20日

子供の脳にバイリンガリズムはどう影響するか

多言語を扱うことが脳の構造に影響を与えうると脳神経学の研究で報告されています。これまでの研究では、一言語しか話さない成人と比べて、多言語を扱う人は、皮質領や皮質下の灰白質の構造が異なるとされてきました。これらの変化は、他のスキル(例:ジャグリング、ピアノ演奏)を習得する場合と同じ変化です。つまり、何かを習得するときに脳に変化が起きる部分だというです。

今回の実験では幼い子供が育つ中で言語を習得するとどうした変化があるのかを調べました。複数の言語を学び、そして、それを使うには、脳内で情報が効率よく流れないといけません。今回の実験では、幼い子供が成長する過程を追う中で、多言語がどのような影響を与えるかを調べました。

一般公開されているMRIの脳イメージで、3〜21歳の子供達の脳が、一言語と多言語でどう違うのかを調べました。特に各部分の厚さやボリュームに着目しました。結果は、多言語を扱う子供の脳の器官は、一言語の子供と比べて、ボリュームを増していました。一般的に、子供のは成長する中で少し小さくなるのですが、多言語を扱う子供の脳は、この小さくなる度合いが少なくなっていました。

この小さくならなかった部分を見てみると、それは言語を処理し、使用する部分でした。つまり、多言語を扱うことで、脳はより強靭になると言えそうです。

また以前の研究で報告された成人で多言語を扱う人の脳の構造が異なるという結果も、今回の実験で説明することができます。子供の間に多言語を扱い、それによって構造的な変化が起きた。

研究者は現在、子供の間におきる脳の収縮だけではなく、成人して、例えば、老化から来る脳の収縮に対しても、多言語は好影響なのかを調べています。

参照
https://medicalxpress.com/news/2020-04-explores-effects-bilingualism-brain.html
posted by ヤス at 05:27| Comment(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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