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2020年11月22日

社会的比較理論:上向き比較と下向き比較

私たちは生活をする中で周りと比較をします。このことを社会的比較理論と言いますが、これについて少し考えてみましょう。

この理論は心理学者、レオン・フェスティンガーによって1954年に作られたもので、人は他人と比較することで自分を評価したいという内的な欲求があるというものです。例えば、ある高校生が高校のブラスバンド部に入ってクラリネットを習おうとしたとします。この生徒は周りと比べることで自分が上手いのか下手なのかを判断するでしょう。同じ部内でも、特にクラリネットを弾く他の生徒と比べるかもしれません。

フェスティンガーは、私たちは自分自身を評価するためのベンチマークを作るために、このような比較のプロセスに介入すると唱えました。非常に優秀な生徒と比べることもあるでしょう。すると自分がいかに下手かに気づき動機付く生徒もいるかもしれません。

このように周りと比較することで私たちは自分を評価し、行動を決めることができます。

社会的比較理論には、上向き比較下向き比較の2種類があります。

上向き比較では自分が、自分より上だと思う人たちとの比較をします。この比較は自分を高めたいという動機からすることが多いです。より上の人たちと比較することで、彼らと同じレベルになるための方法を見出そうとします。下向き比較では、自分より下だと思う人たちと比べます。こうすることで、自分についてよりよく思えたりします。

しかし比較をしすぎることで、そこに求められるレベルが高すぎて、どうしようもない状況に陥ることもあります。例えば、ダイエットをしようとマラソンを始めたとします。そして毎日練習をし、マラソンの当日がやってきました。マラソンの現地ではあなたよりアスリートとして優れた人ばかりです。ここであなたは当初設定した比較基準が高すぎたと気づきます。つまり、現実社会では、周りと比較をしないでいることも大事な時があるということです。

上向き比較では自分の改善点などを知ることができますが、同時に自信をなくしたり、不安の原因にもなりえます。下向き比較では、自分についてよりよく思うことはできますが、改善点を知るためには難しいかもしれません。日常生活の中で自分がどういった比較をしているか、気をつけてみるのも良いかもしれません。


参照
https://www.verywellmind.com/what-is-the-social-comparison-process-2795872
posted by ヤス at 23:36| Comment(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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