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2020年12月06日

セラピストの共感能力がクライアントの相性の基本となる

どのようなトレーニングや経験を得ても、特定の性質がなければ本当に良いセラピストにはなれないと近年の論文で報告されました。心理療法において、クライアントの抱える悩みに対してセラピストが持つ共感は必須です。


そこでこの研究では、セラピストの性質的な共感を調べました。プロのセラピストを集めて、彼らの持つ共感について調査をしました。そこで次の4つの要素を調べました。

他人の視点を理解する度合い;
想像上の物語のキャラクターに共感する度合い;
苦しんでいる人への思いやりの度合い;
他人が苦しんでいるところを見ると自分がどれだけ影響されるかという度合い。


参加したセラピストの23%が、一般データの平均以下のスコアを出し、これはつまり、「自分に夢中かつ感情コントロールがそれほど上手ではない」ことを示します。この部類のセラピストは他人の立場を理解するのが上手ではなく、他人の悩みに共感する力がそれほどなく、同じ状況に対して自分の感じたネガティブ感情を投影している可能性を示唆します。

26%のセラピスとが平均以上のスコアを出し、つまり、高い共感度を示しました。この部類のセラピストは他人の感情に没頭でき、他人の感情を察する能力に長けています。

最も多いグループのセラピスト(38%)は、クライアントに対して、適当なレベルの感情移入と彼らの視点の理解度を持っていました。

第四のグループに入るセラピスト(13%)は、「合理的な共感」をし、つまり、クライアントの悩みに対して、感情同化することなく、合理的な理解をすると出ました。

今回の研究から、セラピストの共感度や柔軟性が、クライアントのニーズと「合う」かどうかは今後調べていくべき問いだと言えます。また共感性が発揮できないセラピストに対してどう教育していくかも課題となりそうです。

参照
https://medicalxpress.com/news/2019-03-qualities-good-psychotherapist.html
posted by ヤス at 22:46| Comment(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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