2025年08月16日

副交感神経を優位にする

もうすぐで夏の3週間連休も終わろうとしています。
「連休」とはいえ、研究者にはグラントの締め切りが待っています。私の場合、仕事の時間は早朝4時から家族が起きる8時まで。そこが一日の勝負どころです。

日中は、障害のある三つ子のうち2人の男の子の世話に追われます。先日も、グラントの一部に関する質問に急いで答えながら、大声で泣き続ける2人をあやし、さらに残りの子どもたちの昼食を作る。。。そんな同時進行がありました。妻は心のトラウマ治療のセッションを受ける必要があり、この連休中は私がほぼ一人で子供の世話をしています。

正直、苛立ちが募るのを感じました。自分より恵まれた家庭環境にある他の研究者のことを思って余計に腹が立つ。子どもをあやしても効果はなく、グラントに集中しても質が下がる。そんな悪循環に陥り、「なんとか心を落ち着けたい」と思いました。

そこで意識したのが、副交感神経です。私の研究分野でもある自然セラピーやコンパッションと副交感神経の関係がよく調査されていますが、自分の生活で直接意識を向けることはほとんどありませんでした。

そんな時に手に取ったのが小林弘幸先生の『「ゆっくり動く」と人生が変わる』(「ゆっくり動く」と人生が変わる 副交感神経アップで、心と体の「不調」が消える! - 小林 弘幸
「ゆっくり動く」と人生が変わる 副交感神経アップで、心と体の「不調」が消える! - 小林 弘幸)。

まだ読み途中ですが、「ゆっくり動くこと」の大切さを学んでいます。パニックになったりストレスを感じる時、自分は決まって早く動いている――そのことに気づかされました。

先日、東京大学とオックスフォード大学で研究をされている上田泰己先生とお話する機会がありました。私の電気自動車の充電の都合で、予定していたランチをキャンセルしてディナーに変更していただいたのですが、先生は「大丈夫ですよ」と気さくに対応され、まったく余裕を失わない。その姿に「これが本当に賢い人だ」と感じました。小林先生の本のタイトルを見た時、自然と上田先生のことを思い出しました。

結局、大事なのは「余裕を持つこと」だと思います。対人関係においては、相手が緊張している・切羽詰まっていることを見ることで、自分は尊敬されていると思うような人もいますが、本当に一流の人はそんなことに快感を覚えません。それよりも、会話や研究を深め、新しい知を生み出すことにエネルギーを注いでいます。学びは楽しく、心をリラックスさせるもの。そこに集中する方がずっと建設的です。

私自身、交感神経と副交感神経のバランスが崩れていることに気づきました。このままでは良い成果は生まれにくい。だからこそ、副交感神経をサポートする生活を意識しようと思います。

具体的には、毎朝15分の森の中でのジョギング、その後の公園の野外ジムでの腹筋や懸垂。休日にはギターを弾いて歌う。こうした活動は副交感神経を優位にすると言われています。まだまだ実践の途中ですが、意識して増やしていきたいと思います。

仕事も家庭もデマンドは大きい。それでも、ゆっくり動き、余裕を持ち、副交感神経を整える。やっていこうと思います。
posted by ヤス at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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