2025年09月13日

新しい本を読むのも大事だが、良い本は何度でも読む

新しい本であるとか新しい情報に対して、好奇心がわくことは多くの人にあることだと思います。私もAmazonで読んだことがない本で、面白そうだと思って購入することはよくあります。YouTubeの動画でも、新しいもので、面白そうだと思って見ることもよくあります。

そのようにして新たな情報を入手することはそれはそれで意味がありますが、すでに知っている情報にまたアクセスすることも非常に大事だと思います。というのも、「今、意識すること」に焦点を向けることができるからです。

田中渓さんの影響を受けて、朝早く起きて仕事や運動をしています。非常に充実感があり、仕事の進む度合いも増えました。朝起きるたびに、田中さんの出ているYouTube動画を見ながら、朝しないといけない家事をします。こうすることで、田中さんから最初に受けた時の気持ちにアンカーする、つまり、その気持ちを再起することができます。これは非常に大事だと思います。より多くの情報を得ようといったような狙いとは逆方向ですが、「情報を得ることで生活にどんなインパクトをもたらしたいか」という観点では、非常に有効だと言えます。

同じような使い道として、スコット・アラン著の『グラティチュード』という本があります。

GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣 - スコット・アラン, 弓場隆
GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣 - スコット・アラン, 弓場隆

この本も感謝の気持ちを持つことの大切さを教えてくれます。この本もよく振り返る本です。読むたびに、心を豊かにしてくれる本です。

このように実際のインパクトを考えることは非常に大切です。思い出されるのが、私は自分が習得したことの中では、英語を比較的短期間で習得したと思っているのですが、英語を勉強していた頃、よく言い聞かせていたのは、「(教材を)進んでいいから、わかれ」ということです。つまり、日々、勉強する中で、どうしても多くの章をこなしたい、という気持ちが出てきますが、そうではなく、理解することに集中しろ、ということです。今、実際の生活で、目の前の人がこれを話してきたら、自分は理解できるか。そのことに集中していました。だから、同じ文章を何度も何度も聞くこともありました。それだけの時間があれば、次の章を終えられたかもしれません。しかし、本を終わらせることが目的ではありません。実際の現場で理解できることが目的です。そちらの方が大切です。

今の研究の場でも、いろいろな数値が出されますが、どの数値が大事な数値なのか。これを見分けることが大事です。どの数値が、意味のある数値なのか。これを考えて、そこに集中する。それ以外の数値は目立ったものが出ないかもしれない。そうした数値の表彰などとは無縁かもしれない。でも、自分のキャリアを長い目で見た時に、どの数値が大事なのか。これを見極めて、そこに集中をする必要がある。

そのようなことを感じました。良書や良い情報には定期的にアクセスしたいと思います。


posted by ヤス at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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