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2013年10月14日

心の痛みは体の痛みよりも残る。大脳新皮質が原因?

言葉が心にもたらす影響についてよく考えますが、2008年にこんな実験がなされていました。

パデュー大学などの研究者たちが肉体的な痛みと社会的出来事に影響する心の痛みの違いを調査したところ、人間は肉体的な痛みは時間によって忘れるものの、心の痛みは記憶を思い出す度に再構成されることがわかりました。

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この実験には4つの過程が設けられました。

最初の2過程では参加者は肉体的または社会的に痛みを伴った経験を思い出しながらその痛みの度合いを評価しました。後半の2過程では、その肉体的または社会的痛みを伴う経験を思い出した後に、いくつかの認知的な頭を使う課題をこなしていきます。

社会的に痛みを伴う経験を思い出した人たちは肉体的なものを思い出す人と比べて高い痛みの感覚を感じているという結果が出ました。また肉体的な痛み経験を思い出した人たちの方が頭を使う課題においてよい成績を収めたのです。

この結果の要因として挙がるのは人間脳の発展の成果であり複雑な思考、知覚、言語処理を司る大脳新皮質にあるのでは、と考えられています。

「大脳新皮質の発達は、人間が何かを創造したり、何かに適応したり、集団や文化と共存する能力、また社会的なふれあいの中で生まれる痛みに対処する能力を確実に高めている。しかし、大脳新皮質はそれに伴って社会的な痛みを再構築する機能も持ってしまっているのかもしれない。」と研究者たちは述べています。

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参照
http://psychcentral.com/news/2008/08/28/verbal-criticism-is-long-lasting/2839.html
posted by ヤス at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 感情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月28日

記憶の視点を変えることで感情度と行動を変える

映画監督はカメラの視点を変えることができます。あるキャラクターの視点で見たり、別の視点で見たり。視点を変えることで、違った情報を提供できたり、違った感情インパクトを与える事ができます

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同じように私たちの記憶も異なった視覚効果を与えています。記憶システムは映画監督と同じ役割をしていて、異なった視点によって、異なった情報や感情インパクトを作り出しています。このような仕組みは長い間知られていました。

フロイトは、外部からの視点で記憶を再起している時、その記憶は何らかの形で変化させられたものだと言いました。つまり、元の経験の中であなたは自分以外の視点を取ることはできないので、外部視点から見える記憶は、何らかの変更を伴うということです。

しかし記憶における視点についての研究は1983年のニグロとネイサー(Nigro & Neisser)がするまでは、未開のものでした。彼らは「あなた」の視点で記憶されている記憶をフィールド記憶と呼び、それ以外の視点で記憶しているものを観察者記憶と呼びました。

また彼らはフィールド記憶と観察者記憶の差を見つけました。古い記憶は観察者記憶で収められている傾向が強いということ。また、感情的な経験は観察者記憶で収められている傾向が強いということ。そして、観察者記憶は思い出す時に伴う感情度合が少ないということでした。

マクイサックとアイク(McIssac & Eich)の2004年の実験ではトラウマ経験でも、観察者記憶として収めているとフィールド記憶と比べて、感情インパクトは少ない、と述べられています。

また、自分がどう振る舞っているかに気を配っている時、観察者記憶をしている傾向が強いです。例えば、大事なプレゼンテーションをするとき、自分がどうふるまっているか、などに非常に焦点が当たる。

またこの記憶の違いは自分のセルフイメージと一致するかということにも影響されます(Libby & Eibach, 2002)。その時の自分のセルフイメージとその経験の行動が一致していれば、フィールド記憶で再起することが多く、そうでなければ、観察者記憶で思い出すことが多い。

しかしながら、映画監督のように私たちは記憶の視点を変えることができるんです(Rice & Rubin, 2009; Robinson & Swanson, 1993)。映画監督は視点を変えることによって異なる経験を作り出します。そして、異なる感情インパクトを与えます。あなたも記憶の映画監督として異なる経験や感情インパクトを変化させることができます。

一般的に、フィールド記憶の視点から、観察者記憶の視点へ動かすと感情度を下げると考えられています(Berntsen & Rubin, 2006; Robinson & Swanson, 1993)。しかし面白い事に、これとは反対に、視点を観察者からフィールドへ変えても感情度は上がらないそうです。

また視点の選択は、セルフイメージと一致しているかによっても影響されます。観察者で見ると、その時の自分と今の自分は異なるという感覚が強くなります。従って、その時とは異なる自分でありたいと思うなら、観察者で記憶するとその感覚を強められます。リビー(Libby)とその研究者たちはこれは行動を変化させたい時に有効だと考えています。

あなたが何かを思い出す時、その記憶はこれらのどちらかの方法で思い出されます。そして記憶は変更可能です。映画監督のように自分の求める方法で視点を変えてみることで、求めている感情インパクトや行動変化へとつなげていくことができそうです。

視点の変化をする心理テクニックを「リフレーミング」と言います。リフレーミングについて学びたければこのアニメを見れば深く学べます。


参照
http://www.psychologytoday.com/blog/mental-mishaps/201309/the-directors-cut-point-view-in-memory
posted by ヤス at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 感情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月16日

在るものを在るうちに見る

セラピーをしていて、また自分自身の心の動きでもそういうことがあるのですが、落ち込んでいたり、イライラとしていたり、自信をなくしているとき人はよく「自分に無いもの」を見て嘆いています。

「あ〜、もっとこうだったらな」「あ〜、あのときこうしていたらな」などなど。

こういって嘆くことで、何らかの刺激となって、より良い行動につながるのであれば、それはいいことだと思うのですが、多くの場合、これによって自尊心をなくしたり夢をあきらめることが多いように思われます。これでは苦しい状況を、更に苦しくすることになります。

それだけに、今在るものを、在る間に、見ること、感謝することが大事になってきます。当たり前のことを書いていますが、これがなかなかできないものです。

しかし、「在るもの」「持っているもの」に焦点を当てるといろいろと見えてくることがあり、それによって希望も湧いてきます。多くの場合、落ち込んでいる時や、イライラしたり、自信がないとき、人は無いものばかりに焦点があたって、自分が持つ貴重なものに気付きません。

NLPでは目標設定の際にリソースフレームといって、目標達成に今どういった資源、役立つものがあるかを考えるフレームワークがあります。

人はフレーム、質問を与えられるとそれに答えようとします。つまり、焦点が当たります。焦点が当たると、より見えてきます。情報が入ってきます。

今、自分は何を持っているのか。これについて、考えてみるとかなり心の整理につながります。自分自身でもまたやってみようと思います。

フレームワークについて興味がある人は以下がオススメです。
NLPフレーム・チェンジ 視点が変わる〈リフレーミング〉7つの技術
心が思い通りになる技術: NLP:神経言語プログラミング
マンガでやさしくわかるNLP


posted by ヤス at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 感情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月04日

笑いは社会的交流のためにできた

"Mind Wide Open(邦訳本『マインド・ワイド・オープン―自らの脳を覗く』)"という本を読んだのですが、著者スティーブン・ジョンソンによると笑いとはコントロールされた非一貫性から来るそうです。つまり、Xを期待しているところへYが来る

メリーランド大学のロバート・プロビーン教授(Robert Provine)によるとジョークを言う人は、それを聴く人よりも46%ほどよく笑っているそうです。

そしてプロビーン教授によると笑いとは社会的交流のためにできたものだと仮定されています。人は誰かと一緒にいるときの方が一人でいるときよりも30倍、よく笑うそうです。

これまで24万件の実績。業界平均の半分以下の価格。白い歯で素敵な笑顔に。
笑顔を印象づける歯のホワイトニング【ホワイトエッセンス】



また、人間に最も近い動物とされるチンパンジーは交流の手段として「くすぐりあい」をするそうです。赤ちゃんの段階から、この「くすぐりあい」を通して自分と他人の認識を深めていくそうです。

また、「くすぐりあい」をすることで家庭内やコミュニティ内で友好的な関係作りをすることができるそうです。

「くすぐりあい」でわかることは自分で自分はくすぐることができない、ということ。つまり、何らかの驚きがあるから、そこに笑いが生まれる。

これを言語が発達している人間は言葉によって、することができる。これが、ユーモア、笑いだそうです。

また、ワシントン州立大学のジャーク・パンクセップ教授(Jaak Panksepp)によると基本的なニーズが満たされた環境において人が最も強力なポジティブ感情を抱くのは社会的生活に熱心に参加する時だそうです。社会的生活が人の最も強力なポジティブ感情を作り、笑いはその社会的関係性の大きな要素である。

単純にもっと笑おうと思いました(笑)

ヨガで呼吸を練習すると腹の底から笑えます。
★ホットヨガスタジオ L A V A★



posted by ヤス at 05:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 感情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月20日

2011年アメリカで最も使われたザナックス、セレクサ、ゾロフト

2011年にアメリカで最も使われた精神医学薬物のランキングを見つけました。

http://psychcentral.com/lib/2012/top-25-psychiatric-medication-prescriptions-for-2011/


順位:商標名:用途:処方数:使用上昇度09年比

1位:ザナックス:不安、緊張:約4800万:9%

2位:セレクサ:うつ病、不安、緊張:約3800万:36%

3位:ゾロフト:うつ病、不安、緊張、強迫性障害、PTSD、月経前不快気分障害:約3700万:8%

4位:アティバン:不安、緊張、パニック障害:約2700万:4%

5位:プロザック:うつ病、不安、緊張:約2500万:6%



1. Xanax(alprazolam) Anxiety 47,792,000 (9%)

2. Celexa(citalopram) Depression, Anxiety 37,728,000(36%)

3. Zoloft(sertraline) Depression, Anxiety, OCD, PTSD, PMDD 37,208,000(8%)

4. Ativan(lorazepam) Anxiety, panic disorder 27,172,000(4%)

5. Prozac(fluoxetine HCL) Depression, Anxiety 24,507,000(6%)



処方数が数千万というのは本当にすごい数字ですね。アメリカ人口は世界人口の5%にしか過ぎませんが、薬物の使用割合は、世界の40%を占めるようです。アメリカの薬社会の様子が数字でも伝わってきます。

日本の場合、アメリカのようにすぐに薬とはならずに、サプリメントや生活習慣など他の事を試しても改善しない場合に薬の処方となるケースが多いです。薬は副作用を伴うからです。うつ対策に有効なサプリメントは、以下のセロトアルファが非常にオススメです。
>> 脳内伝達物質を活性化!"うつ"サプリ【セロトアルファ】


参照
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posted by ヤス at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 感情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする