2015年05月26日

日本の観光競争力は世界9位

これからの日本は観光に力を注ぐべきだと言われていますが、「世界経済フォーラム(WEF)」今月発表した「旅行・観光競争力報告書」によると、日本の観光競争力は世界141ヶ国中、第9位にランクインし、07年の調査開始以来、過去最高のランクとなったそうです。

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これはカナダよりも1つ上のランクという事で、観光業に力を入れてきた成果が少し現れたと見る事もできるかもしれません。以下がトップ10です(カッコ内は2013年の順位)。

1 スペイン(4)

2 フランス(7)

3 ドイツ(2)

4 米国(6)

5 英国(5)

6 スイス(1)

7 オーストラリア(11)

8 イタリア(26)

9 日本(14)

10 カナダ(8)



ヨーロッパの国が多いですが、小さな国々が隣接するヨーロッパ諸国と、離れた島国である日本では、地理的にヨーロッパが有利なのは仕方ないと思います。その中で9位というのはすごいことだと言えそうです。





参照
http://www.asahi.com/articles/ASH56758RH56UHBI010.html
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H2C_X00C15A5CR0000/
posted by ヤス at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 留学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月18日

生活費が高い&安い国ランキング


留学を考える上で、お金の問題はよくある事です。授業料の他に大きな影響を与えるのが生活費です。そこで知り合いの方が『生活費が高い国ランキング』という記事をシェアしていたので、ご紹介したいと思います。

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生活費が高い国ベスト10は以下のようになります。国名の右にある数字はニューヨークの生活費を100とした場合の比率です。

1.スイス 126.03

2.ノルウェー 118.59

3.ベネズエラ 111.51

4.アイスランド 102.14

5.デンマーク 100.6

6.オーストラリア 99.32

7.ニュージーランド 93.71

8.シンガポール 93.61

9.クウェート 92.67

10.イギリス 92.19


確かにイギリスがトップ10に入っているのは実感できます。



そして、生活費が安い国ベスト10は以下のようになります。

1.インド 26.27

2.ネパール 28.85

3.パキスタン 30.71

4.チュニジア 34.06

5.アルジェリア 34.10

6.モルドバ 34.72

7.エジプト 37.22

8.マセドニア 37.41

9.シリア 38.24

10.コロンビア 38.92



仮に英語を勉強する留学をしたい人がいて、このランキングを見て、「生活費が最も安いからインドに行こう!」となるかというと、治安の問題等があるので、そういった事を考える必要がありますが、何らかの参考になる数値だと思います。

各国の治安状況を比較したければ、このサイトがお勧めです。
http://dlift.jp/countrypeace/countryPeaceDisplay






参照
http://www.movehub.com/blog/living-costs-world-map
posted by ヤス at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 留学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月20日

留学生数、日本はカナダに次いで7位13万人


現在、教育機関における文化について記事を書いています。そこで調べる中で留学生の数が多い国ランキングというものがありました。それを紹介したいと思います。

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ユネスコ『GLOBAL EDUCATION DIGEST 2007』によると以下のようになったそうです。

順位 国 人数 外国籍学生の割合

1位 アメリカ 590,128 3.4%

2位 イギリス 318,399 13.9%

3位 ドイツ 259,797 

4位 フランス 236,518 10.8%

5位 オーストラリア 207,264 20.4%

6位 カナダ 132,982 

7位 日本 125,917 3.1%

8位 ロシア 90,450 1.0%

9位 南アフリカ 50,449 6.9%

10位 スペイン 45,603 2.5%



人数で見るとやはりアメリカが多いんですね。僕が勤めるイギリスが多いのも非常に納得できます。その他、割合で見るとオーストラリア、また、トップ10には入っていませんが、スイスが18.4%、ニュージーランド17.0%、オーストリア14.1%といった国々が高い数字を見せていました。





参照
http://www.worldcareer.jp/ranking/detail/id=74
posted by ヤス at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 留学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月11日

イギリス国家予算の2割が健康機関に使われている

日本でもそうですが、イギリスでも時代が進むにつれて心の問題の重要性が問われてきています。先日(3月4日)、マンチェスターで行われたメンタルヘルスの協議会に出席してきました。そこでの学びをまとめていこうと思います。

会議でよく話されたのがNHS(National Health Service, 国民保健サービス)がどれだけの予算を用意しているかという事でした。メンタルヘルスに関しては、2015年は140億ポンド(約2.6兆円)を用意しているそうです。そして、これはNHSの中でも最も費用のかかる症状群だそうです。


NHS全体では1130億ポンド(約21兆円)の予算があり、これはイギリス全体の健康機関の予算1330億ポンドから来ています。イギリスの国全体では7314億ポンド(約134兆円)の予算があります。

つまりだいたいで覚えると、国全体で7500億ポンドの予算があり、その内の20%、1500億ポンドが健康機関に使われ、その内の80%、1200億ポンドがNHSに使われている。その中の12%がメンタルヘルスに使われている、という感じになります。


参照
http://www.openforumevents.co.uk/mental-health-2015-programme/
http://www.nhsconfed.org/resources/key-statistics-on-the-nhs
http://www.nuffieldtrust.org.uk/data-and-charts/nhs-spending-top-three-disease-categories-england
http://www.ukpublicspending.co.uk/
http://www.theguardian.com/news/datablog/2012/dec/04/government-spending-department-2011-12
http://www.theguardian.com/news/datablog/2014/mar/21/budget-2014-tax-spending-visualised
posted by ヤス at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 留学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月10日

研究記事を出版する上で気をつける事

アカデミックにとって、研究記事の出版というのは非常に大事な役割を担います。そこで出版に至る過程で大事な事を見ていく事にしましょう。大きく3つのステージに分けられます。




■ 書きステージ

⒈ 時間の流れよりも論理の流れを重視

記事を書き始める前に、実験で何をしたかという時間の流れよりも、どういった論理で文章を展開するかという論理の流れを先に考えておく。


⒉ 書く事と編集する事を同時にしない

まずはタイトルやサブタイトル、その他、その時点でアイデアのある部分を書いていきましょう。1日の目標文字数(例えば500文字)に達したら、それ以外のアイデアは箇条書きにしておいて、翌日はそこから書き始めます。大事な事はとにかく書き進める事。編集は後からする方が効率的。




⒊ 論点を明らかに

誰かに、あなたの記事を端的に説明してと言われて、それができるでしょうか?良い記事は、読者に論点を探させるのではなくて、論点が明らかに述べられています。そして、その論点は終始一貫していて、過去の実験結果とも強い関連性を示すものです。


⒋ 同僚に記事を見てもらう

学会誌の編集者が困る問題の一つに、正しく分かりやすい英語が書かれていない事。特に英語が第一言語でない人の場合は、一度、英語を母国語とする人に見てもらう必要があると言えます。

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⒌ レビューを出版する

レビューを書いて出版するのは、特に、経験の浅い研究者にとっては非常に良いでしょう。実際の記事を書く練習になるし、また、レビューを書く本を無料でもらえます。多くの学会誌は記事よりもレビューを出版するので、確率も高いと言えます。

いくつかの学会誌では過去に出版された記事のレビューをよく掲載します。こうすることでそのテーマに関するディスカッションが活性化されるので、これを好む学会誌も多々あります。


⒍ 博士号論文を6000語に押し込もうとしない

たまに自分の書いた博士号論文を無理やり1つの記事(約6000語)に押し込もうとする人がいます。良い方法は1つの論文から、特定の分野を選んで、3つ程、記事を作成する事です。


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■ 提出ステージ

⒎ 正しい学会誌を選ぶ。編集メンバーの名前を知らなければ、赤信号

次に提出する学会誌を選ぶ必要があります。自分が書いたテーマと合致する学会誌を選ぶ必要があります。その一つの目安として、編集メンバーを見てみて、1人でもいいから彼らの名前を見たことがあるか、書いた記事と関連した人がいるか、という事を確認する。また、彼らの出版物と関連しているかも確認する事が薦められます。

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⒏ 正確な提出基準に従う

それぞれの学会誌に決まった書き方があります。その通りに正しく書いていきましょう。





⒐ 概要(abstract)をカバーレターで繰り返さない

カバーレターには、研究者がその記事において何が最も興味深い事で、重要な事なのか、また、なぜこの学会誌がこの記事を提出する必要があるのかが書かれています。ここでは概要を反復したり、記事の中にある詳細を述べる必要はありません。カバーレターは大きな絵を理解する為のものです。


10. 記事が却下される最大の理由が状況の不明確さ

その分野においてこの記事はどういった位置を占めるものなのか、また、どういった知識の溝を埋めてくれるのかという事を明記する必要があります。ピア・レビューの後に却下される最大の理由は状況が不明確だったり、その記事の重要性が不明確であるという事です。






■ フィードバックに対応する

11. レビューアーのコメントに直接反応する

フィードバックをもらい、その通りに編集したら、再提出する時に、その詳細を示す文書を添付しましょう。フィードバックにすぐに返信するのではなく、じっくりと読み込み、数日間考えて、また、他の人とディスカッションし、編集していきましょう。


12. くじけず編集、再提出する

驚くべき事に非常に多くの人が再提出の段階で諦めてしまします。記事を書くという大きな仕事をやってのけて、あと少しの編集という所で諦めるのは非常にもったいないです。





13. レビューアーのフィードバックに反論してもよい

レビューアーのコメントが間違っているのであれば、それを説明して、変更しない事もあり得ます。特に研究者がコメントをきちんと考慮したという事がわかれば、変更なしで通る事もあります。


出版するという事は簡単な事ではありませんが、こういったアドバイスに従って、根気よくやれば、不可能ではありません。アカデミックとしてやっていきたい人には必要不可欠な事です。

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参照
http://bit.ly/1vVKHWs
posted by ヤス at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 留学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする