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2013年09月03日

グリフィス、失敗じゃない。スポーツ心理学、野球への応用

グリフィスはシカゴ・カブスには貢献できませんでしたが、その後も心理学は野球にも応用されます。

大きな流れを書いていくと、グリフィスから10年ほど後の1950年、ニューヨークの心理学者・催眠術師、デヴィッド・トレーシー(David F. Tracy)がセントルイス・ブラウンズに雇われます。

1950年代、ブラウンズ球団スカウトのジム・マクローリン(Jim McLaughlin)は1930年代にグリフィスが提唱していた科学的視点を選手に教えます。

1960年代、フィラデルフィア・フィリーズは、デラウェア大学と協力して野球へのリサーチプログラムに取り組みます。

1970年代、カンザスシティ・ロイヤルズは野球の技術向上のために科学ベースのアカデミーを創立します。1980年代までに、アスレチック・モチベーション・インベントリーはプロの野球スカウトや監督にとって主流の計測ツールとなります。

1980年代、当時のシカゴ・ホワイトソックス兼オークランド・アスレチックスのマネージャ、トニー・ラルッサ(Tony LaRussa)は選手ベンチにコンピュータやデータベースを導入します。

このように、グリフィスの功績はカブスでの不成績に終わったと思われるかもしれませんが、多くの人はそれでも彼の作った「バッティング・フォーム」の原型は残されて、その後の研究者がそれを発達させていったという見方をしています。

そして今ではそういった心理学的アプローチがプロ野球では当たり前となっています。



スポーツ心理学に興味がある方は以下がオススメです。
スポーツ心理学入門 (心理学エレメンタルズ)
最新スポーツ心理学―その軌跡と展望

参照
http://psychcentral.com/blog/archives/2011/07/15/sport-psychology-and-its-history/
posted by ヤス at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポーツ心理学の親、コールマン・グリフィス

19世紀の終わり、そして20世紀の始まりにかけて心理学をスポーツに応用しようという動きが出始めましたが、コールマン・グリフィス(Coleman Griffith)がスポーツ心理学の親だと考えられています。彼は学生であった1918年の時点から心理学のスポーツ応用を考えていました。

そしてビジュアライゼーションと注意力がいかにバスケとフットボールのパフォーマンスに好影響するかを、論文としました。その数年後、彼は「心理学とアスリート」という授業をイリノイ大学で助教授として教え始めます。

1925年、イリノイ大学に史上最初のスポーツ心理学研究所を創立し、様々な実験を実施します。

例えば、運動と学習の関係性、厳しい運動をすることが、寿命や病気抵抗へどう影響するか、アスリートにとって催眠の効果とは、心理スキルをフットボール選手に教える方法とは、フィットネスの効果をどう計測するか、などなど。




しかし残念なことにその後の世界大恐慌と当時のフットボール部コーチ、ロバート・ザプク(Robert Zuppke)がグリフィスの研究がフットボールの役に立たないと噂をたてたことなどにより、研究所は1932年に閉鎖してしまいます。

1925年にグリフィスは、本人が最も大事だと考える記事を出版します。
「心理学と、アスリートの競争への関係性(Psychology and Its Relation to Athletic Competition)」

ここで彼は、心理学がなぜスポーツに重要かを書いています。
「心理学がスポーツに使われるほど、選手のスキルは向上し、パフォーマンスは改善され、スポーツマンシップはより浸透し、スポーツが国民の生活により浸透し、スポーツに期待されているより豊かな生活へと導けるだろう。これらの事実があるからこそ、心理学は、産業、商業、医療、教育、そして芸術へとこれまで適応されてきたように、スポーツ界にも適応されるべきなのである。

グリフィスはその他、2冊の教科書を作りました。
1926年「コーチングの心理学(Psychology of Coaching)」、1928年「心理学とスポーツ(Psychology of Athletics)」。

現在、アマゾンでは彼のこの本が手に入るようです。


1938年、シカゴ・カブスがグリフィスをコンサルタントとして雇いますが、あまり貢献できず1940年に契約を終えてしまいます。

スポーツ心理学に興味がある方は以下がオススメです。
スポーツ心理学入門 (心理学エレメンタルズ)
最新スポーツ心理学―その軌跡と展望

参照
http://psychcentral.com/blog/archives/2011/07/15/sport-psychology-and-its-history/
posted by ヤス at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポーツ心理学の源は1920年代、Wマイルズのフットボールへの応用から

スポーツ心理学の源は19世紀後半から20世紀当初にかけて何人かの心理学者がスポーツに関する実験を実施したところにあります。

1898年、ノーマン・トリプレット(Norman Triplett)は競輪選手が、単独で走るよりも数人と競争して走った方が良いタイムが出ることを発見します。その後、エール大学のエドワード・スクリプチャー(Edward W. Scripture)がランナーに関する同じような実験をします。

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1925年、コールマン・グリフィス(Coleman Griffith)がイリノイ大学にスポーツ心理学研究所を創立します。資金調達のためコールマンはプロのスポーツチームに協力を求めますが、資金と興味は1932年に途絶えてしまいます。

その一方で、1920年代、スタンフォード大学の心理学者ウォルター・マイルズ(Walter Miles)とその生徒、B.C.グラベス(Graves)とフットボール部コーチのグレン・ワーナー(Glenn “Pop” Warner)は心理学の焦点をフットボールに当てます。

彼らはオフェンスの選手たちがボールが蹴りあげられた後に、いかに素早く動けるかその方法を模索していました。ボールが蹴りあげられた瞬間に動けるほど、よりよい攻撃ができます。

マイルズは色々な方法を提案し、実験をしてチームに貢献しました。最も大事なことは、彼が心理学の実験法や思考法を使ってスポーツにおいて相手より抜きんでる、そのアイデアや可能性を示したことです。

これがスポーツ心理学の源だと考えられています。

スポーツ心理学に興味がある方は以下がオススメです。
スポーツ心理学入門 (心理学エレメンタルズ)
最新スポーツ心理学―その軌跡と展望

参照
http://psychcentral.com/blog/archives/2011/07/15/sport-psychology-and-its-history/
http://www.apa.org/monitor/2008/07-08/sport-psych.aspx
posted by ヤス at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月02日

セルフトークはスポーツ以外でも有効

スポーツ心理学において選手がより力を発揮できるために作られた「セルフトーク」。これがスポーツ以外の面においても有効であり、過去の研究者が想像した以上に多様であり、効果的であることが、新たな実験でわかりました。今回の研究では研究者はセルフトークはスポーツだけじゃなく様々な生活の場面において有効だと提唱しました。

セルフトークは人の思考によってパフォーマンスを改善しようというものです。特定のフレーズを言う事でその状況に適切な反応を引き出し、パフォーマンス発揮につなげます。

実験の中心者、アントニス・ハチジョジアディス博士(Antonis Hatzigeorgiadis)は32のセルフトークに関するスポーツ心理学の記事を62の方法で分析しました。研究者が発見したのはセルフトークにも多々、種類があり、それぞれの状況によって効果的なセルフトークが異なるということ。

例えば、細かいスキルやスキル改善においては「指導的セルフトーク」が有効。これはクロールを習いたての人が、「肘上げて」と言うようなもの。また、パワーを要したり、自信を高めたい時には「モチベーション・セルフトーク」が有効(「全力でいけ」とか「一球入魂」といったもの)。

またセルフトークは大きなスキル(例、サイクリング)よりも、細かなスキル(例、ゴルフのパター)に対しての方が効果的だという結果が出ました。これは、セルフトークが集中力を強めるテクニックだからだと考えられています。

またセルフトークは習熟したスキルよりも新たに習ったスキルに対して有効。これは初期レベルの方が上達が簡単だからです。しかしながら、上級者も初心者もセルフトークを実践することで習得やパフォーマンスを高めることができます。

ハチジョジアディス博士は「セルフトークはその他のスポーツ心理テクニック、例えば、ビジュアライゼーションなどと同じで集中力やパフォーマンス力を高めてくれる。そして、最大限の力発揮に有効である」と述べています。

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ハチジョジアディス博士はこういったスキルのスポーツ以外での応用を研究していて「心が行動をガイドする。もし思考を制御することができたら、行動も大きく改善できる」と実験を締めくくっています。

セルフトークに興味がある方は以下の本がオススメです。
セルフトーク・マネジメントのすすめ
「言葉」があなたの人生を決める


参照
http://psychcentral.com/news/2011/05/26/self-talk-effective-on-and-off-the-field/26505.html
posted by ヤス at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月01日

広島カープとヤクルトスワローズの由来

僕は小学校から高校までずーっと野球をしていたのですが、海外の国の中でアメリカに来てよかったと思うのが野球が非常に人気でいろんな人と野球の話ができる点です。

先日は、セラピーのボスといろいろと話していました。その中で、日本のチーム名の話になりました。というのも、「広島カープ」の「カープ」って魚の鯉を意味します。

野球チームに鯉って???

また「ヤクルトスワローズ」の「スワローズ」、つばめって???

戦場で、鯉見ても、全然怖くないし、つばめ見ても、全然怖くないし、戦おうって感じが全然しない。

そう思って、それぞれの由来を調べました。

カープは鯉、という意味ですが、これは、鯉は長く生息する出世魚で、滝のぼりすることから躍進のイメージがあるなどという理由でつけられたそうです。

http://www.oct.zaq.ne.jp/carp/koube/carp.html

またスワローズは当時最速だった「つばめ号」にちなんでつけられ、

http://tinyurl.com/8cojf52

また、つばめは人の生活圏に巣を作ることから人から愛される球団になるという意味でつけられたそうです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410188114

早速、今週のミーティングでボスに報告です(笑)

スワローズやカープに関するオススメの本は以下です。
奉仕するリーダーシップ 小川淳司監督はヤクルトに何をしたのか
意識力 (PHP新書)
ヴィクトリー・カープ
前田智徳 天才の証明
もう一度、投げたかった―炎のストッパー津田恒美最後の闘い (幻冬舎文庫)


posted by ヤス at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする