2012年10月21日

自分のイメージと実際とのズレ

今日はセラピーのボスと一緒にバッティングセンターに行ってきました。

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写真ではめているバッティング手袋(ミズノ、オレンジ)お気に入りアイテムです。みための色が好きなのと、革がしっかりしていて、中もいい質なので、ズレたりすることが無いです。オススメです!


彼とはよく一緒に行くのですが、バッティングは本当に楽しくて難しい運動だと思います。

興味深いのは少年野球やいろいろなところで様々なアドバイスが行き交っているということ。ダウンスイングだとかバットは最短距離で出せだとか、バットを立てたまま横移動させろとか、手の甲をピッチャー方向に向けろ、などなどと。

しかし、実際にこれらを指導どおりにすると極めて非効率的な打ち方になりますし、実際打つときにそうやって、かついい打球を打っている人はあまり見たことがありません。

じゃあ、なんで今でもこういったアドバイスは生きているのか?

それは、そういったアドバイスは実際にその通りに体を動かすということではなく、頭の中のイメージとしてそういうつもりで体を動かしたら結果として、よいスイングになっている、ということなんだと思います。


元阪神の城島選手も打撃理論の中でこんなことを言っていたと思います。王監督から「バットは構えた位置から最短距離で出せ」と打撃の指導を受けたけど当の王さんは実際に打つときにそうなっていない

城島選手いわく「王さんはあれ以上遠回りしたらいけないから、最短距離に降ることを意識することでちょうどよい感じにバットが出ているんだ」と。



これは、何もバッティングだけに言えることじゃなく、スポーツだけに言えることじゃなく、人生のいろいろな分野で言えることじゃないかなと思いました。

コミュニケーションや人間関係においても「私はこういう風にコミュニケーションを取っている」と思っているイメージと実際に行われているコミュニケーションではきっと違いがあると思います。

この違いを知るべく相手からのフィードバックを冷静に捉える心が大事になってくるんだろうと思います。

NLPの前提の一つも、「コミュニケーションの成果は、相手の反応にある」と言います。大事に覚えておきたいと思いました。


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2012年10月13日

イチローの結果だけじゃなく姿勢にも感動

今日たまたまユーチューブで、イチロー選手がダブルヘッダー(1日2試合すること)で1日に7安打した動画を見つけました。


イチロー選手のバッティングは見ていて独特の快感を味わえるので見ていたのですが、この映像の後にイチロー選手のこれまでの大リーグでの経験を軽く振り返り、それで今シーズンを見るというものがありました。

今シーズンは特に不調で、7月下旬にマリナーズからヤンキースへ。そこでは下位打線をまかされたり、時には代打や代走、守備要員として使われる。歴史的な偉業を日本だけでなく、アメリカでも出してきた選手だけれどそれに不満をいわず、チームのためにやることは何だってやる。


イチロー選手以上に、イチロー選手のファンの中で、なんで8番なんか打たせるんだって不満になった人もいると思います。でもイチロー本人は不満をいわずチームのために、とひたむきにプレー。現在、プレーオフでは順位を上げて2番を打っている。

姿勢がえらい、と思うと同時に最高の成果を出すために、考え方が賢いとも思いました。最高の成果を出すには不満を持っていてはできない。最高の成果を出すには感謝とか、チームのために的な精神が必要。これは心理学でも証明されていることです。

じゃあ、今ある状況、下位打線やサブとしての利用をどうゆうふうに解釈していこうか。こういう視点から、「自分は途中から来た選手だし」とか「チームのために何でもする」という姿勢を持ち、そうすることで、感情的な負の要因を処理している。出来事の解釈の仕方もすばらしいと思いました。

最後にキャスターの古館さんが「プロとは命がけの道楽」と言いましたが、これもいい言葉だと思いました。

イチローに興味がある方は以下がオススメです。
イチロー 262のメッセージ
イチロー・インタヴューズ (文春新書)
イチローの流儀 (新潮文庫)
イチロー×北野武 キャッチボール [DVD]
プロフェッショナル 仕事の流儀 DVD-BOX
2006 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本代表 栄光への軌跡 [DVD]
'09 WORLD BASEBALL CLASSIC TM 日本代表 V2への軌跡 [期間限定生産] [DVD]


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2012年09月17日

日米のスポーツ産業の規模

アメリカにいる間に様々なプロスポーツの試合を見に行きたいと思っているのですが、そこで気になってスポーツ産業の市場規模を調べてみました。


"Sports Marketing Quarterly Vol 6 Number 4" の"Top 25 U.S. Industry Ranking (1995)" によると

1. Real Estate 850 billion dollar

2. Retail Trade 639

3. Wholesale Trade 491

4. Health Services 443

5. Construction 278

6. Business Services 275

7. Depository Institutions 224

8. Utilities 205

9. Other Services 195

10. Telephone and Telegraph Communication 156

11. Sports 152

12. Chemicals and Allied Products 141

13. Electronic and Electrical Equipment 139

14. Industrial Machinery and Equipment 123

15. Insurance Carriers 115


となり、アメリカではスポーツ産業は全産業中11番目に大きい産業で152ビリオンドル、つまり1520億ドル、1ドル100円で計算すると15兆円規模の産業となります。

日本のスポーツ産業の規模ははっきりとした数字は出ていませんがレジャー白書によるとスポーツ産業は5兆円ですが、これにはスポーツウェアや観戦での飲食などが含まれておらず、順天堂大学の実施したスポーツイベント関連市場調査(1997年)によると、イベント関連だけで5.5兆円の規模があると報告されていますが、市町村で行われているスポーツイベントなどが含まれていないことからスポーツ関連全てをあわせると10〜15兆円だと言われています。

これは自動車産業の15兆円に匹敵するかなり大きな数字だと言えます。



日米を比較するとほぼ同じくらいという数字が出ました。ちょっと信じられませんが、データとして頭に入れておきたいです。

参照
http://sportsnews.seesaa.net/article/32073408.html
http://www4.osk.3web.ne.jp/~love/needs/spoeco2.htm
http://jfn.josuikai.net/josuikai/21f/main9.htm


posted by ヤス at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

チャレンジャー精神で

よく巨人の原監督が「チャレンジャー精神で」と言うのを聞きます。これ、試合前など、精神的に効果的な言葉だなあと感じます。

よくメンタルトレーニングでは「自分はできるんだ」とか「自分はできて当然だ」と自分に言い聞かせましょう、などと言うことが言われていますが、僕自身、これを試してそれほど効果を得られた経験がありません。

極論を言うと今から物事が始まるわけだから、成功するかどうかなんてわからないわけで、そこで無理やり、自己啓発やメンタルトレーニングがそう言うからといって、下手に「自分はできるんだ」と必死にセルフトークをする。これは逆に自分を焦らす方向に持っていく可能性があります。

原監督がいう「チャレンジャー精神で」というのは、何か、ダメもと感というか、自分より他に、成功にふさわしい人がいる、でも自分にもチャンスはある、といった何か気持ちを楽にしてくれる効果があります。

僕自身も高校3年まで野球にずっと打ち込みその後、勉強を頑張りました。大学ではどこか「俺は高校まで野球しかしてなかったんだから、ずっと勉強してたヤツと比べてハンデがある。でも、俺にもチャンスはある」といったチャレンジャー的な気持ちでやわらかく構えていた感覚があります。

こういった気持ちがあったから、非常に競争率が激しい交換留学にも1年生ながら選ばれたのかもしれません。

メンタルトレーニングや自己啓発で、「●●しなさい」と一辺倒な指導をする組織もありますが、要はそういった表面部分が大事なのではなく、いかに自分の気持ちをコントロールするか、緊張しているなら自分を楽にするように、やる気がないなら出るように、この深層部分が大事で、表面的なあれしろ、これしろ、というのは二の次だと思います。

僕も今後いろいろな試験や面接がありますが、「チャレンジャー精神」覚えておきたいフレーズです。

原監督の著書はこちら;
原点―勝ち続ける組織作り

バッティング力をアップさせたいなら京都や滋賀の強豪高校が導入している、一人で小スペースで出来る打撃向上マシン「リターンティー」がオススメです。


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2012年06月19日

EURO2012 オランダ3タテで終了

さて、昨日はセラピー合宿の最終日だったのですが、お昼頃、ドイツ人のうちのカウンセリングセンター長から悲しいニュースを聞きました。

EURO2012, ヨーロッパの国対抗サッカー対決、オランダがポルトガルにも負け、3連敗で、1次リーグ敗退。1次リーグ敗退は1988年大会でオランダが優勝して以降、初めてのことらしいです。

http://www.nikkansports.com/soccer/world/euro/2012/news/f-sc-tp3-20120618-969376.html


この試合はセラピー合宿のためオランダ領事館へは見にいけませんでしたが、オランダ領事館でサポーターが集まって試合を観戦するのは本当に楽しいです。次の機会があれば、是非また参加したいと思っています。

でも、1次リーグ敗退・・・

意外さと残念さを感じるとともに、「死のグループ」とはこのことだと感じています。ヨーロッパサッカーは本当にどの国も力が均衡している。だから、これだけ盛り上がるんでしょうね。

この試合のハイライト動画はこちらから

この大会の模様は雑誌「ワールドサッカーダイジェスト」の以下の号で取り上げられています。


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posted by ヤス at 02:38| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする