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2016年02月22日

精神科医、心理学者、心理療法士、カウンセラー。それぞれの違いは?その2

心の問題がある時に、それをサポートしてくれる職業の人は多々あります。ここではそれらを整理したいと思います。

心理学者

心理学は人がいかに考え、行動し、交流するかの学問です。心がいかに動くのかを見ることで、学習や記憶といった機能について学びます。また、複雑なメンタルヘルスの症状も含みます。

心理学者は一般的に「応用型」か「研究型」に分かれます。応用型は患者のために実践的な力を養い、使う人たちです。研究型は人間の心に関する知識を探求しようとする人たちです。

心理学者のタイトルを獲るには、心理学の学位が必要です。カウンセリング心理学者になるにはカウンセリング心理学の博士号が必要です。カウンセリング心理学者はかなり新しい応用心理学のグループです。彼らは実践と研究、どちらにおいても一定の成果が必要です。

カウンセリング心理学者はカウンセラーと同じような事柄を扱います。また、それよりさらに深刻な問題(DV、性的虐待など)を扱うこともあります。こう言った問題に医学的な知識やメンタルヘルスの診断などを適応します。

イギリスには様々な種類の心理学者が存在します。

臨床心理学者
カウンセリング心理学者
教育心理学者
犯罪心理学者
健康心理学者
職業心理学者
スポーツと運動心理学者

「心理学者」とは法で規制されていませんが、「臨床心理学者」など一定の心理学者は法で規制されています。



精神科医

精神科医は医学的な訓練を受け、精神医学を専門にしようとした人たちです。精神医学は精神病を扱います。診断、マネジメント、予防などを考えます。

精神科医になるには医者として5年間の訓練が必要です。その後2年間の基礎経験を積みます。その後、4年間さらに勉強をします。

精神医学は様々な症状を観察し、研究する事で知識を積み上げていきます。診断の体型は、症状別に行動を特定していきます。そして、社会的、心理的、肉体的な原因を考え、効果的な解決を探ります。

精神科医は一般的に重度の症状を扱ったり、医学的な介入を用います。

一般的に主治医に相談に行くと、まずは精神科医を紹介されます。そして、精神科医は他の健康に関する専門家と一緒に症状の改善を目指します。精神科医は他の心に携わる職と違って、医学的な介入(献血など)をしたり、薬物を処方できます。




参照
http://www.counselling-directory.org.uk/psychiatrists-psychologists-psychotherapists-counsellors.html
posted by ヤス at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月09日

精神科医、心理学者、心理療法士、カウンセラー。それぞれの違いは?その1

心の問題がある時に、それをサポートしてくれる職業の人は多々あります。ここではそれらを整理したいと思います。


心理療法士(Psychotherapist)

心理療法は、基本的にトークセラピーの事を言います。心理療法士とカウンセラーはその言葉の用途が幅広いので、よく同じ意味で使われます。実際、イギリスの大学の規定でも、カウンセリングと心理療法は同じ意味で使うと書かれています。

心理療法の目的は、クライアントが自身の様々な心配事を乗り越えられるようにサポートする事です。それは感情的な苦痛だったり、精神的な病気だったリリます。心理療法士は、心理療法の分野の勉強やトレーニングだけでなる事ができます。

心理療法士は、人の感情や感覚を理解するために幅広いアプローチをとります。また、一部の心理療法士はクライアントに感情をより効果的に処理するようにスキルを教えることもあります。精神病などの重度の症状に対しては、精神科医などと共同で取り組むことが通常です。

心理療法士は個人、集団、家族、カップルなどを対象とします。心理療法士の多くは対象人口や対象の症状などを特定します。心理療法士は通常、クライアントと定期的に(週に一回など)会います。

現在イギリスでは心理療法士と名乗る法的な制限はありませんが、UKCPなどの職業団体が「登録心理療法士(registered psychotherapist)」などといったタイトルを管理しています。

つまり、心理療法士は、人の感情や精神的な悩みをトークセラピーによって手助けする。他の専門家やチームと組むことがある。自分の専門手段(CBTなど)を選ぶことができる。そして、個人、集団、家族、カップルなど、受けたトレーニングや教育によって、対象人口を選ぶことができる。

そういった心のサポート職だと言えます。



カウンセラー(Counsellor)

カウンセラーはクライアントの心の悩みを心理療法によってサポートします。心理療法士と重なる部分が多いので、一部の専門家は長期的な症状に携わり、そういったトレーニングを受けている人を心理療法士と呼ぶべきだと述べていますが、実際のところこの2つの違いは非常に微々たるものです。多くのカウンセラーが心理療法士と同じトレーニングを受けます。

カウンセリングは、心理療法士と同じように、個人、集団、家族、カップルなどに対してなされます。セッションでは特に決められた構造やアジェンダはなく、話が進みます。カウンセラーは特定の心理療法のスキルを使います。

個人カウンセリングでは、クライアントが感じたことを何でもオープンに話していきます。集団カウンセリングでは、同じような悩みを持つ人が集まって話をしていきます。カウンセラーは話をファシリテートします。カップルかウンセリングはカップルと共に、彼らの関係性について話します。家族カウンセリングでは、家族と共に、家族の中、また外で何が起きているのかを話します。

カウンセラーも心理療法士も、クライアントが安心して話せる場づくりをします。そして、カウンセラーが何をすべきかを言うよりも、クライアント自らが解決策を見つける手助けをします。もしクライアントが安心できないのであれば、それを言うことができます。また、他の専門家を尋ねる事もできます。

心理療法士のタイトルと同じように、カウンセラーも法的に規制されていません。職業団体の規律がよく使われています。

セッションは対面だったり、スカイプ、Eメールや電話でなされる場合もあります。



参照
http://www.counselling-directory.org.uk/psychiatrists-psychologists-psychotherapists-counsellors.html
posted by ヤス at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月02日

日常にマインドフルネスを。7つのマインドフルネス要素

マインドフルネスを実践する上で核となる7つの要素は、日常生活でも意識をする事ができます。その7つを見ていきましょう。

決めつけない

物事を決めつけようとする心は、私たちの心を占領し、平静に成る事を難しくします。そして、瞑想の邪魔になります。多くの人が物事を決めつけたり、否定しようとします。心に浮かぶ物事と「共に居る」ことが大事で、そのためには、優しさ、親切さ、そして、他人からの励ましが必要だったりします。


辛抱

マインドフルネスの創始者、ジョン・カバット・ジンは、辛抱強くなるとは、単純に、完全にその瞬間に在り、完全に受け入れることだと言います。意識を呼吸に向けたり、体の感覚に向けるには、辛抱強さが必要です。これは瞑想するにも基本となる要素です。



初心

よく私たちはすでに知っていると思って、物事をありのままに見ることを怠ります。毎回の瞑想を初めてするかのように取り組み、「今何が起きているのか」に焦点を当てることが大事です。瞑想に慣れてくるほど、この態度をとるのが難しくなります。


信頼

経験、感情、そして、直観を信頼する。つまり、自分の厳しい決めつけから自分を解放することで、自由ができます。信頼はマインドフルネスの実践にも、そして、人間的成長にも不可欠なことです。


無理に頑張らない

私たちがするほとんどすべてのことは、何かを得たり、どこかに到達するという目的の元にあります。しかし、瞑想において、そのような態度は弊害となります。何か物事に「駆られる」ことによって、安全で便利な社会となりました。しかし、この「駆られる」ことが同時に、多くの不満やストレスを生みました。マインドフルネスでは、無理をするとか、結果を強制的に変えようとすることはしません。マインドフルネス瞑想の結果への期待を少し和らげることは、難しいことですが、私たちを自由にしてくれます。


承認

人が変わるには、まずは自分を自分のままで承認することが必要です。これはつまり、その人の経験に明確さと優しさを持って向き合うことです。明確さと優しさは瞑想の実践において基本となります。


手放す

手放すこと、執着しないことは、マインドフルネス実践の基本です。快感をもたらしてくれるものに執着したり、不快感をもたらすものを拒否しようとするのは、自動的な反応だと言えます。しかし、これをしないように求めるのが、マインドフルネスの難しさだと言えます。




参照
http://mindfullife.net.au/seven-attitudinal-factors
マインドフルネスストレス低減法
posted by ヤス at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月05日

マインドフルネスー目の前の物事を単純に反映する

最近、”A Dictionary of Psychology”という心理学の言葉の定義を書いている辞書を買ったので、色々と言葉を調べています。今日は「マインドフルネス(mindfulness)」を調べました。


近年「マインドフルネス」は、特に心理療法の世界で注目を集めている手法です。この意味は以下のようだと記されています。

注意を払う事、気づく事。仏教の「超越瞑想法」から来た言葉。超越瞑想法では、マインドフルネスは綺麗に磨かれた鏡だと喩えられ、つまり、目の前の物事を単純に反映し、何の思考や偏見もない事だと言われる。

このような研ぎ澄まされた心の受容性(周りの環境を感じる敏感さ、新たな情報によりオープンである事、問題解決への新たな視点等を含む)は、洞察力を高め、より明確さを持って現状を見る事を可能にし、心理的、肉体的な利益をもたらすと考えられている。

このコンセプトはアメリカの心理学者、エレン・ランガーが他2人の研究者と共著した1974年の記事が始まりだとされており、「マインドフルネス」というタイトルの本が1989年に出版された。

なるほど。このように西洋の科学と東洋の思想を融合させたものが近年の研究テーマの人気となっています。僕も研究している部分なので、もっと研究活動をしていきたい所です。

ちなみにこの「マインドフル」という言葉は「心の存在を持つ、に気がつく(remember or to have presence of mind)」という意味から来ているそうです。

参照


posted by ヤス at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

言葉の前提からアプローチする

セラピーで大事なことの一つは当たり前ですが言葉です。クライアントがどのような言葉を使うのかで、かなりの情報を得ることができます。

NLPで最も知られているのは、言葉からクライアントがどの五感情報にアクセスしているかを知ること。それに自分の言葉をマッチさせることでクライアントに言葉が伝わりやすくなる。

その他、言葉から相手のモチベーション傾向などを知るメタプログラムなどもありますが、今日は前提について書きます。

※メタプログラムの実践に興味がある人はこの本がお薦めです。



前提とは、「ある物事が成り立つための、前置きとなる条件」という意味です(参照)

もしクライアントが「壁にぶちあたっている」といえば、その言葉の前提として

●このクライアントは壁がない状態を経験したことがある

●また場合によっては、「壁」という表現から、その状態が一時的なものであると認識している

ことなどが言えます。

そこから、「壁がない状態」について質問していき、「壁状態」と「壁なし状態」の五感情報や、信念を抽出して、糸口を探すことができます。

これは「壁」だけではなく「今の仕事に不満だ」といった表現や「今の自分を好きになれない」などといった言葉表現にも応用していくことができます。

クライアントの言葉を注意して聴く。すると言葉からいろいろな情報を得ることができます。

関連図書




posted by ヤス at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする