【心の理屈メルマガ】登録はこちらから!

2013年11月11日

リサーチ:グループ研究の役割決め


とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) ―データ分析のはじめかた―



リサーチをグループでする場合、

役割分担が大切です。

その際、どういった役割があるのか

参照教科書(p.143)より、ご紹介します。



1. 整理家・・・ミーティングを管理し、話すべきことが話されるように管理する人

2. 励まし家・・・チームが1ステップ進む毎に、それを認識し、ユーモアのある励ましをチームに与えることで、余計な緊張感を和らげ、次に向けて気持ちをリセットします。

3. ファシリテーター・・・口数少ないメンバーの声がちゃんとチーム内で聞かれているか、チームみんなの努力が認識されているか、配慮します。

4. 記録者・・・決められたことを記録します(特に誰が何を次のミーティングまでにするか)。そしてみんながそのことを理解しているか確認します。

5. タイムキーパー・・・予定表を見て、グループの今の状態が好ましいかどうか判断します。

6. コーディネーター・・・グループ全体を見て、進度が計画通りか、そこに差はないか、また重複して同じ作業をしている人たちがいないかを確認し、あれば知らせます。

7. 眺望役・・・将来のシナリオを視覚化し、起きるかもしれない障害に目を配ります。何かがあれば、みんなに知らせます。


参照



How to Research



posted by ヤス at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月04日

失敗への恐れは遺伝する、愛情撤回の恐怖が影響


失敗学のすすめ (講談社文庫)




イギリス、ロチェスター大学の

エリオットとスラッシュが「失敗の恐れ」

の遺伝性について研究しました。


これまでの研究では

「失敗の恐れ」は親の大きな期待と

強い関係があると考えられてきました。

そして、失敗を恐れる人というのは

概して、一つの失敗を

全人格に対する欠陥だと思い込み、

強い恥を感じる傾向がある、といわれています。

そして、そういう心の構図を持った人が親になると

子供が自分の望みと異なる結果を出したときに

自分の子供じゃないとみなしたり、

自分に恥がかかると思ってしまうなどの

傾向があるといわれています。

今回、2人の研究者はこれがどこまで

本当なのかアンケートを使って調べました。



およそ140名の大学生と

その両親に対してアンケートをとりました。


1つ目のアンケートは

ホーストンとケリー(Houston & Kelly)が1987年に作った

「失敗恐れ計測表」の短縮版。

「1=自分に全く当てはまらない」から

「5=自分に当てはまる」までの中で

自分にあうものを選択します。

全部で7問あります。


ここでわかったのが

両親が失敗に対して恐怖を抱いていると

その子供も恐怖を抱く傾向、

また人から見たときの印象をコントロールしようという意欲や

自分をよりよく見せようと思う意欲が高い、

といった傾向も見られました。


2つめの実験では

「愛情撤回」に関するアンケートを用いて

失敗への恐怖と愛情撤回の関係性を調べました。

愛情撤回とは、子供が好ましくない結果を出したときに

親が子供を無視したり、愛情を与えなくなることです。

これは短期的には子供の行動変化に有効だとされていますが、

長期的には様々な心理デメリットを伴います。

失敗の恐怖とどう関係するのか調べました。


第一実験と同じように

およそ140人の大学生とその親に

アンケートに回答してもらって集計しました。

ここでわかったのは学生の失敗への恐れは

母親の愛情回避と強く関連している。

また両親の失敗への恐れは

子供の挑戦を避けようとする傾向と強く関係がある。

父親が失敗を恐れる傾向が強いと

子供は何かを習得しようという意欲をなくす、といった傾向が見られたそうです。



参照

“The intergenerational transmission of fear of failure” 2012
Elliot & Thrash




セラピスト入門―システムズアプローチへの招待

posted by ヤス at 05:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月28日

オンラインセラピーが分娩後うつ病に有効

新たな研究でオンラインセラピーが分娩後うつ病に有効だという報告がされました。

イギリスのエクセター大学(University of Exeter)の研究者がオンラインフォーラム、ネットマムズ(Netmums)と協力してインターネットを通した、分娩後うつ病(別名Postnatal Depression又はPND)に対するセラピーの効果性を調べました。

研究者いわく10〜30%の出産した女性が分娩後うつ病に悩まされているものの現状は治療を受けないケースがほとんどだそうです。

うつは治さずにおくと悪化します。セロトアルファが有効です。
脳内伝達物質を活性化!"うつ"サプリ【セロトアルファ】


この研究でわかったのはインターネットによるオンラインセラピーを受けた母親は、受けない母親と比べて、うつ病の度合い、またそこからくる社会的または職業的な支障が低かったそうです。また実験後すぐの緊張度テストでもオンラインセラピーを受けた母親は低い緊張度を示したそうです。そして6ヵ月後のフォローアップにおいても、オンラインセラピーを受けた母親は低いうつ病度合いを示したそうです。

研究者たちが出版した記事によると分娩後うつ病に対するオンラインセラピーは母親が受けたい時に受ける事ができ、またセラピーの継続、そして完了も簡単な事が利点だと記してあります。

実験の中心者、ヘザー・オマヘン博士(Heather O’Mahen)は分娩後うつ病の現状を深刻に捕らえておりかつてオンラインセラピーを他の症状に使ったチームと協力し、今回初めて、この症状を持つ母親たちに実験をしました。そして結果はその有効性を確定するに十分なものでした。

分娩後うつ病の克服はその母親の人生の質の向上、その家庭の幸せ度の向上に大きく影響するとオマヘンは述べています。

その他、比較的得やすいセラピーである事、コストも比較的安い事、また伝統的なメンタルヘルスの治療とも比較的簡単に統合できる事なども利点として挙げています。

今回の実験、インターネット上で行動重視のセラピーに関する事を学び、12セッション、カウンセラーと電話セッションを持ちます。Netmums.com から249名の母親が参加しました。参加した母親はこの実験の事をニュースレターやEメールで学びます。そしてオンラインでのアンケートに答えて実験者たちが参加母親のメンタルヘルスの状況を電話で面談します。249名の中で83名が大うつ病性障害を持っていたそうです。

うつ予防にはヨガもオススメです。
★日本最大級!ホットヨガスタジオLAVA★


そしてこの83名を2つのグループにわけ、1つは通常の治療を受けていき、もう1つはオンラインセラピーを受けていきます。オンラインセラピーのグループに入った母親はオンライン上のプログラムを自分で選択します。

プログラムには「睡眠」や「コミュニケーション」「役割と関係性」などといったものがあり、オンラインでそういったことを学んでいきます。そして、カウンセラーと電話で毎週1回セッションを持ちます。

伝統的な対面でのセラピーは赤ちゃんの世話をしながらの交通であったり、赤ちゃんの寝る時間が変わってしまう事から非常に難しいものなので、オンラインセラピーは非常に望まれる手段だと研究者は結論付けています。

今なら無料体験実施中です!
0歳からの育脳ならくぼたのうけんWEBスクールがおすすめ




参照
Internet-based behavioral activation−Treatment for postnatal depression (Netmums): A randomized controlled trial
posted by ヤス at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月22日

計画する力が弱いと学力発揮も弱くなる


「計画力」を強くする―あなたの計画はなぜ挫折するか (ブルーバックス)



新たな研究では、

低所得層の児童は計画する力が弱く、

そのため学力も低くなっているということがわかりました。


実験の中心者、コーネル大学のゲアリー・エバンス博士(Gary Evans)らによると

低所得層の子供たちは効率的な計画を立てることに難を示し、

これが所得差の一因だと考えら、

低所得の児童の学力向上には

彼らの計画力、すなわち

目的から現状までを逆算する力を養う必要があると述べています。


この実験には、アメリカ全土に存在する子供の健康を考える複数の研究所から

1500人の子供のデータを集めて調査が行われました。


計画する力は小学3年生の児童に

「ハノイの塔」というゲームをしてもらい評価しました。

3本の棒があり、1本の棒に輪が置かれています。

一番下の輪が最も大きく、一番上が最も小さい。

一回の動きで一つの輪を動かし、

その横に置かれた2本の棒へと輪を移動させていきます。

小さな輪の上に大きな輪をおくことはできません。


このゲームで、研究者は

3年生時にこのゲームをいかに上手にするかで

5年生になったときの学力を推測できる、と言います。

また同じように

幼児期の家庭収入が低いほど、

5年生時の数学と読解力が低い、

という関係性も見つかったそうです。


研究者の考察では、

低所得層の子供は

より多く引越しをしなければならなかったり、

家庭内でのもめごとが多かったり、

勉強する環境を家で作るのが難しかったりするため

また、低所得の親は高いストレスを抱えていることが多く、

親が計画する力を教えるということができない

そういった理由から子供の計画する力が養われにくいのでは、と考えています。


計画する力は脳機能の中で

エグゼクティブ機能という部類に入り、

これは幼いうちから鍛えることができるので、

そうすることで改善することができる、

と研究者は述べています。



参照

http://psychcentral.com/news/2013/07/07/poor-planning-skills-linked-to-poor-performance-for-low-income-students/56881.html





人生計画の立て方



posted by ヤス at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月21日

アメリカ、地域によって人の性格が異なる


そうだったのか! アメリカ (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)


新たな研究によると、アメリカ人は同じ性格の人どうしが

同じ場所に住む傾向が強く、

地図で表すと、国の領土は性格で分けることができるそうです。


中北部のグレートプレーンズや南部の人は

伝統的で友好的な傾向があるそうです。

西海岸と東海岸の人は比較的リラックスしていて創造的であり、

ニューイングランドや中部大西洋沿岸地域の人は

怒りっぽく、自由奔放な傾向があるそうです。


ケンブリッジ大学のピーター・レントフロー博士(Peter Rentfrow)いわく、

この新たな地図分けは、これまで使われていた

経済的なもの、政治的なものによって地図を分けることよりも




この研究では150万人以上の参加者の性格特性を

フェイスブック上のページ”My Personality”と

オンライン上のアンケートによって分析しました。

データ収集には12年を要し、

アメリカ本土(アラスカ、ハワイ、領土を除くエリア)に住む人が参加者です。

参加者の傾向は、性や人種の面でアメリカ国民を反映していて、

研究者が予想した通り、年齢は若い参加者が多く、若干低くなったそうです。


それぞれの地域の経済的、社会的、健康的な要素を見定めるため、

研究者はアメリカ合衆国国勢調査局(the US Census Bureau)などの情報源から情報を集めました。


これら全ての集計結果から「ビッグ・ファイブ」と呼ばれる5つの性格特性の中から

中心となる3つの特性を発見しました。

ビッグ・ファイブ…オープンさ、良心、外向性、感じよさ、神経質度。


これらをアメリカの地図と重ねたとき、

性格も地域的な経済や社会、健康と関係していることがわかりました。


例えば、友好的で伝統的な地域に住む人は

裕福ではなく、教育がなく、政治的には保守的で、

プロテスタントであり、健康度合いも低い、という傾向が出ました。

リラックスして創造的な地域の人は

文化的、人種的に多様であり、

より自由主義で、裕福で、教育を受けていて

健康的で、プロテスタントでない傾向があると出ました。

そして、怒りっぽく自由奔放な人が住む地域では、

女性や中高年が裕福であり、

政治的には自由主義で、プロテスタントではない

という傾向が強いと出ました。


こういった分布に何が影響しているのか。

研究者はいくつかの理論があり、

中でも移民の歴史や社会的な影響が関連しているのでは、と見ています。

例えば、過去の実験で「感じよさ」は同じ場所に長く住む人がよく見せる特性だとわかっており、

伝統的で友好的な地域には同じ場所に長く住む人が多い、という結果が今回わかりました。

リラックスしていて創造的な地域は

多くの若者や職人が教育や職を求めてやってきたフロンティア精神に

影響されているのかもしれません。

怒りっぽく自由奔放な地域の場合、

多くの人は地元を離れていて、

過去の研究では新しい場所に移り住んだ人は

オープンさや良心が高く、神経質度が低い、

つまり怒りっぽく自由奔放とは逆の傾向が出ています。


研究者の話では、

怒りっぽく自由奔放な特性が、高い神経質度と関連していることを考えると、

その集団的影響によって緊張や苛立たしさが広められていると考えることもできる、

と述べています。



参照

http://psychcentral.com/news/2013/10/18/different-u-s-regions-show-distinct-personalities/60859.html




アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書


posted by ヤス at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする